1961-03-01 第38回国会 参議院 決算委員会 第9号
ということは、日本へ来ると、今言ったように二千七百円のバナナが一万三千円もするから、日本にとっては貴重品なんでしょうが、台湾あたりへ行くと、日本のサツマイモのようにごろごろ投げているのですから、その許可割当にあたって、てんやわんやになって、弱肉強食のぶんどり合戦という戦国時代のような騒ぎになったから、河野一郎さんあたりが動いてあの法律を作ったわけだが、その割当をめぐって問題になった。
ということは、日本へ来ると、今言ったように二千七百円のバナナが一万三千円もするから、日本にとっては貴重品なんでしょうが、台湾あたりへ行くと、日本のサツマイモのようにごろごろ投げているのですから、その許可割当にあたって、てんやわんやになって、弱肉強食のぶんどり合戦という戦国時代のような騒ぎになったから、河野一郎さんあたりが動いてあの法律を作ったわけだが、その割当をめぐって問題になった。
日本の現実の場合をとつてみまするならば、或る程度現在の外貨準備というものは必ずしも日本の経済の規模からして十分なものだと認められませんので、現実日本が今ガットに入りましても為替の許可割当という制度をとつておりますのは、国際収支擁護のために必要であるという理由から国際的には認められておるのであります。